改革で頭脳戦なTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月28日の時点で一番の改革で頭脳戦なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.6 1 改革で頭脳戦なアニメランキング1位
GIANT KILLING[ジャイアントキリング](TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (491)
2602人が棚に入れました
低迷を続けるETU(East Tokyo United)に一人の男が監督として迎えられた。男の名は達海猛、イングランド5部のアマチュアクラブを、FAカップでベスト32に導きプレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた手腕の人物だ。そんな彼に古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか凶と出るか。

華凜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今一番のサッカー漫画(私的)

物語はサッカー漫画だけどそこまで熱血!と言うわけでもなく、笑わせる所は笑わせてくれる気持ちいい進み方をしてくれる!
試合でも変に技とかもなく純粋にサッカーをしてるので見てるこっちが暑くなれる!

話の中に選手1人1人の心境や想いなどが書いてあって私的には凄く分かりやすかったです。

「負け続けだったチームが勝ち進んでいく」よくある設定だけど絶対勝つ分けじゃ無くて負ける時は負けるし引き分けもあるから先が読めないそこも楽しみの一つかも!

監督が選手に出す作戦内容も分かっている場合と試合中に分かる場合とあってドキドキする!

監督同士の探り合いや駆け引き、選手の想い力、毎回ハラハラしながら見るのが楽しい!
試合が終わった後に笑わせてくれるのもありがたい^^

サッカーアニメでは一番のおすすめです!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いろんな分野に通じる指導法や名言が多く感動できた

低迷を続けるサッカーチーム「ETU」に、
かつてのETUのスター選手一人・達海猛(たつみ たかし)が
監督として迎えられるところから物語はスタート。
しかしながら、海外に引き抜かれる形でチームを辞めたため
サポーター達は不信感でいっぱい。
そんな状況であっても、まるで動じることなく、
誰に対しても軽いノリで接する彼には、ある強い想いがあった・・・

サッカーを観るのはとても楽しい。その程度の知識しかない自分でも
充分わかりやすい展開で、順風満帆にばかりならないところには
リアリティを感じたし、選手たちのそれぞれのキャラも濃くて面白かった。

達海監督は、ヘラヘラして無作法にも不真面目にも見えるけれども、
その眼光は鋭く、かなりの戦略家。
見るべきところはちゃんと見抜いているし、見誤ることがない。
監督目線で展開されていくストーリーなのでなおさら、その手腕に驚かされる。
さりげないちょっとしたことが心理戦、頭脳プレーに繋がっていく。
そして監督だけでなく選手たちのセリフにも名言が多く、泣けたりする。

タイトルの「ジャイアント・キリング」とは「番狂わせ」を意味していて
スポーツにおいて、実力差がある格上の相手に対し、
格下が勝利を挙げることを指す言葉。
まさにその言葉通りの盛り上がりには心躍った。

また、サッカーの世界を描いてはいるが、監督の考え方やり方は
教育をはじめとして子育てや社員教育、仕事でも応用できる部分があるし
いろいろと気づかされることも多かった。

去年から何本かサッカーアニメを観てきたけれど、この作品は
特に人間くささがあって、すごく感情移入しやすかった。
サッカーを本格的にやっている人からしたら、詰めの甘い部分が
もしかしたらあるのかもしれないが、選手たちの動きや身体つきも
現実味があったし素人目には気にならなかった。

また音楽も、より一層の感動を盛り上げてくれていた。
いろんな世代の方に見ていただきたいなと感じる、
NHKらしいといえばらしい作品だったかなと思う。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 31

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

選手ではなく監督が主人公のサッカーアニメ

元Jリーガーで欧州に移籍した主人公「達海猛」が、
日本の古巣である弱小クラブ「ETU」の
監督として招聘され独自理論でチーム改革を行っていくお話です。

選手ではなく監督の視点で描かれていたり
サポーターやチームの経営側の人たちに
あんなにスポットを当ててあるのは
斬新だと思った

テンポも良くサクサク見れたし
キャラの掘り下げも十分出来ていたと思う

まさしくGIANT KILLINGで
弱小チームが頑張って強いチームに
勝っていくストーリーは好きだった

序盤は好きだったんだが
後半は盛り上がりに欠けた感じがした
終わり方も中途半端な所で
終わった気がする

もの凄く面白いとは思わなかったが
そこそこ楽しめた作品だった

2期があったら見てみたいとは思うが
出来ないかなw

投稿 : 2024/12/28
♥ : 32

83.6 2 改革で頭脳戦なアニメランキング2位
まおゆう魔王勇者(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2545)
14804人が棚に入れました
人間と魔族の戦争が始まって15年。
人間側は魔族の重要拠点を一つ占領したが、その隙に領土の一部を奪われており、魔物による被害と混乱が人々を苦しめていた。
そんな中で、勇者が三人の仲間とともに魔族討伐に立ち上がった。 快進撃とともに人々の希望となった勇者一行だが、魔界進攻は思ったように進まず、勇者は仲間と離れ、たった一人で魔王の城に乗り込む。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、戸松遥、東山奈央、沢城みゆき、神谷浩史、福圓美里、平川大輔、銀河万丈、鈴木達央、寺島拓篤、伊藤静、藤井麻理子、松井恵理子、三宅健太、立花慎之介、梶裕貴、チョー、町田政則、東地宏樹、森川智之、大塚芳忠
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

物語が斬新でとても面白かった

原作未読。キャッチさんからの紹介で一気見視聴。

面白い作品とつまらない作品の違いは、1話当たりの20数分間を、長く感じるか、短く感じるかだと思う。
私にとってこの作品は、とても短く感じられた。
『あれ?もうエンディングなんだ・・・』
この繰り返しで、あっという間に一気見してしまった。
もちろん『あっという間』とは体感時間の話で、現実には真夜中にレビューを書く羽目になったのだが・・・。

この作品の一番の魅力は、丁寧に作り込まれた物語にあると思う。
{netabare}魔王が善人で、人間側の権力者や教会が悪者という図式は、「はたらく魔王さま」にも通じる。
魔王と勇者が共闘するストーリーもそうだ。

斬新なのは、経済学を中心に、平和を模索していくストーリー。
戦争の一番の犠牲者である地方に経済的な恩恵をもたらし、戦争で大儲けを企む中央からの自立を手助けすることで、真の平和、争いのない世の中を目指していくというストーリーは秀逸だった。
あと、魔王と勇者が出てくるのに、バトル的な要素が少ない所は特筆すべきだと思う。
このお陰で、『魔王が人々と魔物の平和と共存を求める』というストーリーが際立つからだ。{/netabare}

登場人物のキャラも良かったし、声優さんも良かった。

まだまだ火種が残ってそうな雰囲気だったので、ぜひ第2期を期待したいです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 52

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔王と勇者といえば……

登場人物に魔王と勇者といえば、両者が戦う構図になるのが普通。しかし、この作品はそうはならない。始まりから良い意味で予想外の展開でした。
また作中にて戦わないために戦う様子が描かれているのが、とても面白かったです。
アニメだけでは完結しませんが、原作は完結しているみたいなので、続編がでることを切に望みます。

【本作を観て感じた事】
私達は、問題が起ると直接解決しようとするのが一般的な考えです。しかし、本当に問題を解決しようとするには、多方面からいろんな状況を把握して取り組まなければいけないことを改めて考えさせられました。遠回りするのも必要なことなのでしょうね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大賢者(魔王)さまによるヨーロッパ史

Barで知り合った僕よりずっと年上の男性に奨められて、あとから視たんですが、確かに推薦されるだけのことはありました。一気にみちゃいましたね、12話。原作漫画の方も全巻読破しました。

ドラゴンクエスト的世界で、遂に魔王のもとにたどり着いた勇者。ところが待ち受けてたのは美人な魔王ただ一人で、一緒に戦争や腐敗、支配と破壊の「向こう側」の世界を創ろうと誘われ…。

まあ魔王が別に女である必要はなかったかもしれませんが、しかしストーリーは物凄くしっかりしています。これって、実は中世ヨーロッパの近代化を描いた歴史の教科書のよう。

魔王と勇者という身分を隠して辺境の地に居を構えた二人は、大学の設立、農業改革(三期作や馬鈴薯の導入による生産性の向上)、農奴制の廃止、プロテスタントの立ち上げと巨大化し腐敗したバチカンからの独立、活版印刷の導入による知の共有化等を次々と進め、不毛の辺境国をいつしか中央を凌駕する強国へと育てます。そこにフィレンツェの商業同盟が入り、偏見と争いの世界から、合理性と取引の世界へと変えて行く。目指すは戦争のない、みんなが豊かな世界。

「魔王」が実際には大賢者であり、それまで邪悪な存在だと思われた魔族も、実は人間と何ら変わらなかったり。そういう偏見と誤解の世界を智の光をもって啓蒙していく、それは21世紀の我々にとっても、未だ「過去のはなし」ではないかも知れません。

聖人「魔王」によって解放された元農奴のメイドがバチカンに捕らえられた際に、民衆の前で堂々と宣言する「殺しなさい、それでも私は虫けらではない、人間だ」という人間宣言には涙が出ました。

間違いなく良作だと断言できます。中学や高校の世界史の教材にお勧めしたいくらい。

頼む、続編を!!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16
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